ウェブアプリケーションで画像を貼りたいときは

Google Apps スクリプトで doGet 関数を書くと、スプレッドシートから手軽にウェブアプリを作成できる。

ところで、画像はどうやって貼るの?
Googleドライブ上に画像ファイルをアップロードして、普通なら共有リンクを使うところだが、これを
img タグのsrcとしてもうまくいかない。

srcを "https://docs.google.com/uc?export=download&id=ファイルID" とするとよい。

共有設定が自分だけになっていないか、チェックする必要はある。

Ruby2.0 のクラス/ライブラリを検索するブックマークレット

Ruby のクラスやライブラリをぐぐると、一番に開くのが1.8.7 版だったりしがちなので、2.0に絞って調べるブックマークレットを作成。

javascript:(function(){var w=prompt('look up Ruby class or library',window.getSelection()||'');window.open('http://doc.ruby-lang.org/ja/2.0.0/'+(w.match(/^[A-Z]/)?'class':'library')+'/'+w+'.html')})()

ブラウザで何か選択しておくと、それがプロンプトのデフォルトになる。

スペルミスに対しては容赦なく404が返るのでそのつもりで。

改良した(2016/5/20)

選択文字列があればそれを調べて、なければプロンプトから入力を受け付ける。
あと2.3.0対応。

javascript:(function(){var%20w=window.getSelection().toString()||prompt("look%20up%20Ruby%20clsss%20or%20library",'');if(w)window.open('http://doc.ruby-lang.org/ja/2.3.0/'+(w.match(/^[A-Z]/)?'class':'library')+'/'+w+'.html');%20void(0);})();

色のデザインに困ったときは

グラフの色設定に悩んだ挙句、色彩検定受けなきゃいかんのかと思うまで追い詰められたが、Colorbrewerを見つけて我に返った。

ColorBrewer: Color Advice for Maps

色数と、「sequential/diverging/qualtative」(連続的/多様/等質?)を選ぶと、カラースキームが出てきて、RGB, CMYK, HEX値が取れる。

色覚異常に関するオプション「colorblind safe」もあって非常に助かる。


色覚異常といえば、見え方をシミュレートするソフトウェア Vischeck があるが、どうやらWeb版が動作していない模様。
http://www.vischeck.com/

そこで、Java で書かれたペイントツール ImageJ に Vischeckプラグインをインストールすることで、ローカルでVischeckを動かすことができる。

Pluginメニューを開いて Vischeck Panel を選ぶと、4つのボタンを持ったサブウインドウが開く。
ImageJで開いている画像に対し、「Deuteranope」「Protanope」「Tritanope」のそれぞれのボタンを押すと、それぞれのタイプの色覚異常に応じた色調に調整された画像が開く。

SPACE ALC用のブックマークレット・改

id:kogecoo:20110125:1295982749

いいものみつけた! でも、せっかくだから文字を手入力するのでなくて、選択した語を自動で入れたい。

javascript:window.open("http://eow.alc.co.jp/"+prompt("look up word in SPACE ALC", ''+window.getSelection())+"/UTF-8/")

ブックマークを追加して、リンク先に上のプログラムを入れて、ブックマークバーに登録しておくと、ブラウザ中で選択した語をデフォルトにしたダイアログが開く。
FireFox 24.0 と IE10 と Chrome 30 で動いた。

OKボタンを押すのもめんどうくせえ! という気もしてきたのでさらに改造。

javascript:window.open("http://eow.alc.co.jp/"+window.getSelection()+"/UTF-8/")

これも同様にブックマークの飛び先として登録しておくと、語を選択してブックマークをクリックして即、英辞郎の検索結果が開く。

超便利。kogecoo さんとアルクさんに感謝。

FireFoxの場合(2016/4/12追記)

上のブックマークレットFireFoxで使うと、元のウインドウが[object Window]になってしまって大変ふべん。これはブックマークレットの最後にvoid(0);をつけて回避できるそうです。(http://ogre.mx/1344 より。感謝)

javascript:window.open("http://eow.alc.co.jp/"+prompt("look up word in SPACE ALC", ''+window.getSelection())+"/UTF-8/"); void(0);
javascript:window.open("http://eow.alc.co.jp/"+window.getSelection()+"/UTF-8/"); void(0);

一本化してみた(2016/5/20追記)

上の2本のスクリプトを一本化してみた。つまり、ブックマークレットひとつで選択文字列があったらそれをALCに送って、なかったらプロンプトで単語入力を求める。
それから、プロンプトをキャンセルしたらちゃんと何もしない。

javascript:(function(){var%20w=window.getSelection().toString()||prompt("look%20up%20word%20in%20SPACE%20ALC",'');if(w)window.open("http://eow.alc.co.jp/"+w+"/UTF-8/");void(0);})();

RMagickのGemインストールが通らないときは

Windows 7で、Ruby2.0にRMagick 2.13.2をインストールしてずいぶんはまった。

Ruby2.0はRubyInstallerの32ビット版+DevKit、ImageMagickは6.8.7-Q8で、やはり32ビット版。

ここでふつうにgem installすると、stdint.hのチェックでとまる。

>gem i rmagick
Fetching: rmagick-2.13.2.gem (100%)
Temporarily enhancing PATH to include DevKit...
Building native extensions.  This could take a while...
ERROR:  Error installing rmagick:
        ERROR: Failed to build gem native extension.

    C:/Ruby200/bin/ruby.exe extconf.rb
checking for Ruby version >= 1.8.5... yes
checking for stdint.h... *** extconf.rb failed ***
Could not create Makefile due to some reason, probably lack of necessary
libraries and/or headers.  Check the mkmf.log file for more details.  You may
need configuration options.

このメッセージを見るとstdint.hがないということなので、DevKitをインストールしなおしたり、ずいぶん遠回りしたが、本当に重要なメッセージはこれだった。

Gem files will remain installed in C:/Ruby200/lib/ruby/gems/2.0.0/gems/rmagick-2.13.2 for inspection.
Results logged to C:/Ruby200/lib/ruby/gems/2.0.0/gems/rmagick-2.13.2/ext/RMagick/gem_make.out

コンパイルのログが作業ディレクトリのgem_make.outにあるよと。
するとなんのことはない、ImageMagickのライブラリが見つからないというエラーだった。

stdint.hの有無を確認するために、stdint.hをインクルードしただけのソースをコンパイルして、通るかどうかを見ている。
ソースのコンパイルはできているのに、リンクの段で詰まっていたのだ。

実は rmagick stdint.h とかでぐぐって、この解決方法自体は目にしていたのに、「stdint.hの問題だから--with-opt-dir関係ないだろ」とか思って無視していた。大失敗。

そこで、コマンドラインImageMagickディレクトリを明示する。

>gem install rmagick -- --with-opt-dir=c:\ImageMagick-6.8.7-Q8

順調にコンパイルが進むが最後の最後でエラーが出た。

linking shared-object RMagick2.so
rmimage.o: In function `call_trace_proc':
C:\Ruby200\lib\ruby\gems\2.0.0\gems\rmagick-2.13.2\ext\RMagick/rmimage.c:15053: undefined reference to `rb_frame_last_func'
rmutil.o: In function `rm_not_implemented':
C:\Ruby200\lib\ruby\gems\2.0.0\gems\rmagick-2.13.2\ext\RMagick/rmutil.c:771: undefined reference to `rb_frame_last_func'
rmutil.o: In function `rm_progress_monitor':
C:\Ruby200\lib\ruby\gems\2.0.0\gems\rmagick-2.13.2\ext\RMagick/rmutil.c:1442: undefined reference to `rb_frame_last_func'
collect2.exe: error: ld returned 1 exit status
make: *** [RMagick2.so] Error 1

これは title:http://stackoverflow.com/questions/4989097/rmagick-under-windows を参考に、gemのオプションで解決できた。

>gem ins rmagick --platform=ruby --with-opt-dir=c:\ImageMagick-6.8.7-Q8
...
Successfully installed rmagick-2.13.2
Parsing documentation for rmagick-2.13.2
unable to convert "\x90" from ASCII-8BIT to UTF-8 for ext/RMagick/RMagick2.so, skipping
unable to convert "\xF8" from ASCII-8BIT to UTF-8 for ext/RMagick/rmagick.o, skipping
...
unable to convert "\xC1" from ASCII-8BIT to UTF-8 for ext/RMagick/rmutil.o, skip ping
unable to convert "\x90" from ASCII-8BIT to UTF-8 for lib/RMagick2.so, skipping
Installing ri documentation for rmagick-2.13.2
1 gem installed

ドキュメントのパースでエラーがいっぱい出たがバイナリのインストールには成功している。

csvのシートから作成したグラフが表示されないときは

Excel2013で、CSVファイルの各行の頭が日時形式になっていたために、いくらグラフを作り直しても空の表示になることがあった。

そうしたときは、横軸についての「軸の書式設定」を呼び出し、「軸のオプション」内の項目「軸の種類」を「テキスト軸」に設定すればよいようだ。

UbuntuでQtのツールチップが読めないときは

前からちょっと困っていた問題がようやく解決。
~/.config/Trolltech.conf で Palette の設定をしている三行を探して、その三行の #ffffdc を全部 #404040 に変えてやればオッケーです。

http://d.hatena.ne.jp/dullhiko/20120308#p1 より)
こちらでは xfce4 を使っているということでしたが、unity でも同じです。

トロールテックってなんだろうと思ったら、Qtの開発元がノキアに買われる前の名前だそうです。