WindowsでRMagickをインストール

RMagick を Windows にインストールする方法 - 君の瞳はまるでルビー - Ruby 関連まとめサイト を参考に、chocolateyを使ってなるべく簡単にします。

Chocolateyのインストール

管理者モードのコマンドプロンプトから、以下のコマンドを実行します。

@powershell -NoProfile -ExecutionPolicy Bypass -Command "iex ((new-object net.webclient).DownloadString('https://chocolatey.org/install.ps1'))" && SET PATH=%PATH%;%ALLUSERSPROFILE%\chocolatey\bin

念のため、本家サイトでコマンドを確認した方がいいでしょう。

Rubyとdevkitのインストール

同じく管理者モードのコマンドプロンプトから、以下のコマンドを実行します。

cinst -y ruby ruby2.devkit

devkitの初期化もやってくれます。

自分の手元のバージョンは以下のとおり。(Rubyのバージョンが若干古い)

  • ruby 2.1.6
  • ruby2.devkit 4.7.2.2013022402

ImageMagickのインストール

これも管理者モードのコマンドプロンプトからcinstを実行しますが、C/C++のヘッダをインストールするため、オプションをつけます。

> cinst -y imagemagick -PackageParameters InstallDevelopmentHeaders=true

自分のバージョンはこれ。

RMagickのインストール

元記事の環境変数設定をしない代わりに、--with-opt-includeオプションと--with-opt-libオプションをつけます。
オプションのパスを、\"でくるむのがミソです。

set IMPATH="c:\Program Files\ImageMagick-6.9.1-Q16"
gem i rmagick -- --with-opt-include=\"%IMPATH%\include\" --with-opt-lib=\"%IMPATH%\"

IMPATHは、cinstしたImageMagickのバージョンによって変えてください。
無事にインストールできましたか?

手元バージョンはこれ。

  • rmagick (2.15.3)

gemがビルドに失敗する原因が、例によってProgram Filesの空白のせいなので、ImageMagickをcドライブのルート直下に置くなどすればもっと楽かもしれませんが、なるべくchocolateyに任せています。

type-windows.xmlについて

無事インストールが完了してpngの生成ができたので、元記事にあった type-windows.xmlによる type-ghostscript.xmlの置き換えは行っていません。
ghostscriptやPDFの扱いに問題が出るのかな?