WTL のサンプルを見てるのだが

主要なコードが全部 *.h に書いてあってトリハダが立った。

ヘッダとソースの二重管理はおっくうだし、ヘマをした経験も山ほどある。
それはつまるところ40年前のコンピュータの上で、コンパイルを軽くするための仕様であって、今のPCならほとんど無意味なことだから、ヘッダとソースは一元化すべきだと思う。現にJavaはそうした。

……それを C++ で実現した結果、ヘッダがソースを飲み込んでしまうというのは頭ではわかるけど、K&R からは遠くまで来たなあとしみじみ思う。
ひさしを貸して母屋を取られるというか。

考えてみれば C++ なんて何年使ってなかったろう。第一 Windows プログラミングからは逃げ回っていたのだ。

(追記)いや、しかしウィザードで新規にプロジェクト作ったら全然そんなソースは吐かないね(笑) 焦ってそんした。

(追記2)いやいや、それはウィザードで無意識に「generate .cpp file」を指定していたからだ。これをオフにしたら確かにcppは最低限しか作らない。やはり WTL 作法としてはヘッダに書くのが正統なのかー。